屋根・外壁塗装の必要性とタイミング

「塗装」と聞くと、家の見た目を綺麗にするためと思われがちですが、屋根や外壁塗装の本来の目的は長く住めるよう建物を保護する事です。

そのうえで美観となります。

建物は塗膜によって防水され、守られています。

雨・湿気・紫外線・サビ・ヒビ・ゆがみ・カビ・コケなどにより、日々塗膜は劣化していきます。

そのため、塗りかえせずに放置すると、雨漏りしたり、下地となる柱を腐らせてしまうことに繋がります。

 

塗装で例えられるのが、私たちの「皮膚」です。

特に夏は紫外線が強く、日焼け止めクリームを塗らないと日に焼けてしまったりシミができたりと様々なトラブルを引き起こしてしまいます。
家も皮膚と同じで、塗装で守ってあげることが重要なのです。

 

塗装が必要になるのは、前回の塗装から10年が経過したタイミングと言われています。

 

しかし、10年ごとの塗装はあくまでも目安であり、実際には今塗られている塗料の種類やおうちの環境、前回の施工技術や質によっても変わります。

 

劣化の症状により、塗りかえ時期は早まります

塗りかえ サイン 塗装

塗料の年数と価格

塗料 年数 価格

 

 

 

 

塗料の種類 特徴とデメリット 比較一覧

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塗装の種類

塗料の種類 耐久年数 長所 短所
ウレタン

5~10年

・安価

・鉄部などに◎

・撥水性が高い

・長持ちしない

・光沢に強い

シリコン 8~13年

・種類が豊富

・耐久性が高い

・防カビ・防藻性

・施工しやすい

・質に差がある

・チョーキングに弱い

・重ね塗りには不向き

ラジカル 12~16年

・チョーキングに特化

・耐久性が高い

・防カビ・防藻性

・シリコンに近い価格

・様々な下地と相性が良い

・技術力必須

・2013販売開始

 (実績浅いが主流だったシリコンから

 改良を加えたもので主流になりつつある)

フッ素 12~18年

・耐久性が高い

・防汚性が高い

・光沢

・高価

・技術力必須

・光沢が強い

無機系 17~20年

・耐久性最高値

・ラジカル制御形

・燃えにくい

・超防汚性

・完全無機ではない

・高価

塗装の新常識 3回塗りからトップコートで4回塗り